睡眠不足が及ぼす悪影響を知っておこう③
睡眠の質と免疫機能を調査した研究によると、睡眠の質が良い人ほど風邪にかかる割合が
低いことがわかった。
反対に、睡眠不足になると免疫機能が低下して感染症にかかりやすくなる。
ちなみに、平均睡眠時間が7時間未満の人は、8時間以上の人に比べて3倍風邪にかかりや
すかったということだ。
また、布団に入って寝つきの悪い人は、寝つきが良い人に比べ風邪の発症率が5、5倍に上
昇した。
人が持つ免疫機能は、体内に細菌、ウイルスなどが入り込むと免疫物質を作ることによって
体を守るように働いている。
風邪を引くと体を横にしたくなりますよね。小さい頃、風邪を引くと親やお医者さんに
暖かくして早く寝なさい、とよく言われたものです。
理にかなっていて、睡眠をとることでウイルスと闘う免疫力を高めることができるからなので
すね。
この免疫物質が作られる過程で重要なのが良質な睡眠となる。
良質な睡眠を取れたかどうかは、睡眠によって十分な休養が得られたかという主観的な感覚
が一つの基準となります。
食事に例えると、カップラーメンやポテトチップスでお腹を満たすのか?
栄養満点でおやつはナッツやさつまいもでお腹を満たすのか?
同じお腹を満たすのでも、内容、質が違いますよね?
これ納得じゃないですか?
どんな状態で、どんな知識を持って『睡眠』をとるのか?がとても重要。
最近、風邪を引きやすくなったな、なんとなくだるいなは、もしかしたら免疫が
低下している可能性があるかもしれませんね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
次は、生活習慣病のリスクが上がるについて綴りますね。
お楽しみに。
※参考文献 『最高の睡眠は血流で決まる』他
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